★不安を書き出してみよう。★
先行きが暗い、漠然と下不安を感じるかもしれません。
こういう時は、不安の要素を書き出して、それぞれいつまでにどうすればよいか、スケジュールを立ててみましょう。
優先順位をつけて取り組めば、いつの間にやらココロに明るさを取り戻すことができますよ。
★よい影響を周りに与えよう!★
周りによい影響を与えてみましょう。
思いやりのある一言を言ってみる、人の話をじっくり聞く等、できることで結構です。
【今日の一言】
先日のフィリピンでの猛烈な台風のニュースによると、
死者が1万人を超えているかもしれないそうです。
亡くなられた方には心よりご冥福をお祈り申し上げます。
また、被災された方には心よりお見舞い申し上げます。
古い中国の思想には「天人相関説」というものがあります。
人の心のありようが、天候を左右するという考え方です。
『中庸』という中国古典があります。
いわゆる「四書」と言われている書物の一つです。
この中に次のような文章があります。
「中と和とを実行して、その状態を最高レベルにまで高めることができれば、
(人間世界だけでなく)天地宇宙のあり方も正しい状態に落ち着き、
あらゆるものが健全な生育を遂げることになるのだ。」
(『大学・中庸』(金谷 治訳注)を元に若干改変)
ちなみに、中と和とは次のような意味合いです。
中:喜怒哀楽などの感情が動き出す前の平静な状態
和:感情は動き出したが、それらがみなしかるべき節度に
ピタリとかなっている状態
晴れている日は、晴れやかな気持ちになりやすく、
雲っている日や雨は、なんとなくどんよりした気持ちになりやすいですよね。
このように、天候が人間の気持ちに影響を与えるという考え方は一種の常識となっておりますが、人間の気持ちのありようが天候に影響を与えるというのは、あまり常識とはなっておりません。
でも、古代中国ではかなり重要視されておりまして、
特に天下国家を治めるリーダーの心のありようが
天候に影響を与えるとされておりました。
どこまでそれが本当のお話か。
もちろん証明のしようもありませんが、
私達も単に「どこそこで災害が起きた。」と捉えるのではなく、
これを機会に、日々の自分の心のありようを振り返る機会とするというのも
意味のあることかな、と思っています。
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