8月5日【ゆるピタ!】放送後記

(本HPオープン前に別サイトで書き込んだ放送後記の再掲です。)

こんにちは。『中野泰の ゆるピタ せいれいの森』の森の番人、中野です。

8月5日(月)放送が昨晩終了致しました。

 

今回は【も〜りん】の特集。

 

も〜りんは森のせいれい。せいれいの森全体を統轄している

中心的な存在のせいれい。

エネルギッシュなせいれいで、
も〜りんの心のありように応じたものを引きつけます。

既存の価値観を見直して、新しい価値観を生み出すことが得意なせいれいです。

 

も〜りんには二つのタイプがあります。
大きな組織のリーダーとして活躍するタイプ。
逆に組織らしい組織を持たず、職人芸を磨いていくタイプ。

 

話を伺ってみると、昨晩のゲストはカウンセラーと、エステシャン。
どちらも職人系の方々でした。

 

【も〜りん】ならではのエピソードを披露してくれて、
私自身もとっても楽しかったですし、勉強にもなりました。

 

なお、ゲストのさっちゃんのカウンセリングにご興味のある方は【コチラ】。

 

ゲストのゆみさんのエステにご興味のある方は【コチラ】です。

 

また、番組で話題になった食べる活性炭【キッズカーボン】は
マザーニア・フェスタ】で入手可能です。

 

番組中盤では、Chil*Santさんの「Everything is all right」をお送り致しました。

こちらの曲は入江富美子さん監督の映画【1/4の奇跡〜本当のことだから〜】の主題歌です。

この映画は「宇宙に感謝の量を増やしたい」という一念で作られた作品です。

 

こちらの映画も含めて、関連する映画の情報を知りたい方は、下記のリンクからどうぞ。

1 1/4の奇跡〜本当のことだから〜
2 宇宙(そら)の約束(ブログ)
3 光彩~ひかり~の奇跡
4 天から見れば
5 僕のうしろに道はできる~奇跡が奇跡でなくなる日に向かって~

 

また、番組中に話題になった伊勢の父・中山靖雄さんの著書
『すべては今のためにあったこと』は【コチラ】で購入可能です。

 

また、中山靖雄さんの和歌集が近々出版されます。
こちらは予約販売のみとなっておりまして、
8月中にご予約いただいた方には特典もあります。
申込先等の詳細は【コチラ】のリーフレットをご覧ください。

珠玉の言霊(ことだま)の数々。
人生のヒントが満載されていると思います。
ご興味ある方はぜひお申し込みください。

 

番組の後半はゲストの方も交えて「仕事の目的」についてお話をしました。

ゲストの方、自分の言葉でご自身の仕事についてお話なさっていて、
感銘を受けました。

 

『世に棲む日日』(司馬遼太郎著)で、
久坂玄瑞が高杉晋作に尋ねるシーンがあります。

 

「君は将来、何をしようとするのだ」
「学問の目的どおりである」
「学問の目的とは?」
「治国平天下」

 

日常会話レベルで高杉晋作が話した「治国平天下」という言葉、
今では多くの人にとって初めて聞く言葉なのではないでしょうか。

 

この言葉は『大学』という中国の古典からの引用です。
聖徳太子の頃から戦前くらいまで、
将来の日本を背負う未来のリーダー達が学んだ書物の一つが『大学』です。

 

学問を学ぶ目的は、知識を増やすことでもなければ、
将来の金儲けに役立てるためでもありません。
(徳により)国を治め、天下を平定することにあります。
高い志を感じさせますね。

 

それでは、こうした高い志を実現するためにはどうすればよいのでしょうか。
『大学』では国を治めるためには、
まず自分の家を斉(ととの)えなければならない、と言っています。

 

組織の最小単位は「家」です。最小単位の「家」をまとめ上げることができないで、
なぜ多数の家で構成されている国を治めることができるのか?という趣旨です。

 

それでは、家を斉(ととの)えるためには、どうすればよいのでしょうか?
『大学』では「まずは自分自身を確立させろ(修身)」と言っています。

 

大きなことを実現するための最初の一歩は、
自分自身の心のあり方を正すことにあるということです。

 

後に朱子学といわれる儒学の学問体系を築いた

南宋の朱熹(しゅき)は、
『大学』を「修己治人の学」と位置づけています。
「自分自身の心のあり方を正し、周りの人たちを治めていく学問」ということです。

 

放送中にご紹介した中山靖雄さんの
「人のお役に立つため」という仕事の目的は、
『大学』の「治国平天下」に重なる部分が多いと思います。

 

そして、人のお役に立つことや
あるいは治国平天下に貢献することは、
自分自身の心のありようを正していくことと密接な関係があります。

 

自分自身を高めていきながら、世の中を高めていく一助ともなる。
こうした心がけが大切なのではないかと考えております。

 

それでは次回の放送もお楽しみに!