平成25年10月24日はこんな日

★明日以降の計画を練ろう。★

黄色信号の日。注意!
アウトプットには向きませんが、インプットの日としては最適です。
エネルギーを内に溜め込み、明日以降の計画をしっかり練る日としましょう。

★笑顔を引き出そう!★
他人の笑顔を引き出してみましょう。
周りの人の笑顔があなたを元気にしてくれます。

仏教は宇宙をどう見たか〜アビダルマ仏教の科学的世界観〜』 (佐々木 閑 著)を

昨日から読み始めています。

 

まだ第1章を読んだくらいですが、これがムチャクチャ面白くて分かりやすい。

新しい発見がたくさんありました。

 

一番面白かったのは、目で何を見ているか、というお話。

 

例えば、目の前に机があるという場合、

「目は机を見ているんじゃないですよ」と著者は主張しています。

 

机を見ていないとすれば、何を見ているの?と、当然の疑問がわくわけですが、

著者によると、「目は色や形を見ているだけ」だと言っています。

 

私たちは机の色や形を見て、

その直後に「この色や形は…机だ!」と

意識が「判断」しているのであり、

目はあくまでも「形や色を見ているだけだ」と言っているのです。

 

そういや、『やさしい唯識』の横山紘一さんも

この世にあるのは次の3つだけだと言っています。

 

1 感覚のデータ

2 言葉

3 思い

 

私たちは、目から入ってくる形や色の情報(感覚のデータ)に対して、

「これは机だ」と「思い」、

時と場合によっては、「これは机だ」と「言葉」を話します。

 

私たちの日常的な感覚では、「机」というものが

体の外にある。ここからスタートしますよね。

 

そして、その机の特徴として、

「四角い」「引き出しがある場合がある」

「木やスチールでできている」「堅い」「体に当たると痛い」

等のことを思い浮かべますが、本当は逆です。

 

四角くて、引き出しがついていることがあって、

堅くって…という感覚から得られたデータに対して、

「これを机と呼ぶ」としているだけです。

 

机があるのではなく、机だと類推させる感覚のデータがある。

 

…と、こんなことを考えながら

お客様のところに向かって歩いておりました。

 

このところ新しい発見が多く、楽しい毎日です。