やさしい唯識~心の秘密を解く~(横山紘一著)を読みました。
唯識の世界観がとても分かりやすく書かれています。
著者の横山紘一さんは後援会等で、
「自分の手を見てください」と呼びかけるそうです。
大半の人は文字通り「自分の手」を見つめるわけですが、
そこで、横山さんは、次のようにお話されるそうです。
「≪手≫は確かにそこにあるかもしれません。
それでは、≪自分≫はどこにありますか?」
実は≪自分≫なんて、どこにもない。
でも≪自分≫という言葉があるために、
≪自分≫があると思い込んでいる・・・
というような感じで、唯識を語り始めるのだそうです。
横山さんの『やさしい唯識』と
岡野守也さんの『唯識のすすめ』を
合わせてお読みいただくと、
唯識の理解が深まってくるんじゃないかと思います。
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