『すべては今のためにあったこと』(中山靖雄 著)を読みました。
ホームラン級に面白かったです。
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東洋思想の神髄を伊勢神道という切り口から解説しています。
どのような心がけで生きていけばよいか、というお話や、
「たましい」という言葉は「たま」「しい」に分かれるというお話が
特に刺激的でした。
「たま」は「御霊(みたま」のことで、天の働きそのものを指します。
「しい」は悲しい、嬉しい、憎らしい等のように、
人の感情(=心)を表します。
「しい」、つまり心のありようを正すことで、
天の働きに沿うような生き方をしましょう、
というのが著者からのメッセージ。
「清明正直」のお話もよかった。
人間は「清く」「明るく」「正しく」「直く(素直に)」
生きていくことが肝要だということです。
様々な具体的エピソードともに語られていますので、
非常に分かりやすいし、面白い。そして胸を打ちました。
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