共鳴の原理を活用する。

ピアノを弾かずに、ピアノの音を出したことがありますか?

 

中学時代に先生が呼び掛けて、

皆で実験をしたことがあるのですが、

ピアノの下にあるレバーを踏み、

弦を開放した状態で、

「ドミソ」の和音で合唱します。

「あ~」としばらく歌って、

ピタッと止めると、

ピアノの弦が共鳴して、

「ドミソ」のピアノの音が聞こえるのです。

 

こうした「共鳴」は人間にもあると思います。

 

人間には、誰しも「長所」と「短所」があります。

あなたが相手の短所を刺激するような雰囲気を作っていると、

相手の短所が共鳴を起こして、

相手の短所を引き出す可能性を作ります。

 

一方、あなたが相手の長所を

刺激するような雰囲気を作っていると、

相手の長所が共鳴を起こして、

相手の長所を引き出すことができる可能性を作ります。

 

無意識的に生きていると、

大半の人は、お互いがお互いを共鳴しあっているのですが、

あなたが意識的に生きることで、

 

「自分の短所を引き出す波動には共鳴しない」

「相手の長所を引き出す波動を出すよう心がける」

 

ことを実現できるようになるのではないでしょうか。

いつも、常にというのは無理でも、

だいぶ変わってくると思いますよ。